おはようございます
NE運命解析士 佐藤秋子です。
「世界は自分の内側を映し出している」
そんな話を聞いたことがある方はいらっしゃいますでしょうか。
私は長らく「知識」としてその認識を持っていて、漠然と信じていましたが、それを体感することはなかなかありませんでした。
今回は、その数少ない実体験をお話ししたいと思います。
全く確認をしない新人さん
これは数年前、私がキッチンで働いていた時の話です。
ある日、新人さんが玉ねぎを切ろうとしていました。
「ん?さっきシェフがやってた作業だよなぁ。新人さんに指示しているところは見てないけど、、、。」と硬直して見ている私に気付いて、新人さんは作業の内容と進めていいか質問を投げかけました。
「えーっと、ここで私に質問すると言うことは、、、」シェフからは指示は出ておらず、誰にも確認を取らずに作業をしていることが、ここではっきりしました。
この時は「担当の人に確認しないで作業はしない方が良い」というアドバイスをし、新人さんも作業を止めたので事なきを得たのですが、その後も、新人さんが確認せずに作業をする事が頻発しました。
Q1.なぜ、新人さんは確認をしないのか
私は以前の職場でもキッチンにおり、上長から「自分たちは料理を作っているだけじゃない。お客様の命も預かってるんだ」と厳しく言われていました。(私達の怠慢が食中毒などを起こす原因にもなる、と言う事)。
この言葉はとても私の中に残っていて、料理に向き合う姿勢が変わる分岐点だったと思います。
それゆえ、食を扱う=お客様の命に関わる仕事をしているのに、確認を全くせず自分の解釈で動く(お客様の命を危険にさらしている)新人さんに、とても腹を立てていました。
これがベテランさんだったら、感じ方がまた違ったのかもしれませんが、新人さんの場合、冒頭の玉ねぎ事件は、配属1週間も経たずして起きており、基本のキの字も出来ていない、なぜそのルールがあるのかも理解できていない(理解しようとしていない)状態でした。
Q2.なぜ、私は新人さんが確認しないことが、こんなにも腹立たしく気に掛かるのか
いつまで経っても我が道をゆく新人さんを見て、私の問いは、なぜ、私は新人さんが確認しないことが、こんなにも腹立だしく気にかかるのかに変化しました。
なぜなら、「世界は自分の内側を映し出している鏡」、つまり、その世界の一部である新人さんも私の内側を映し出す鏡である、と認識していたからです。
そこで、新人さんに対して思っていた事を、改めて考えました。
- 確認するべき
- 確認せずに、自分解釈で事を進めると、お客様の命に関わる
ずーっとリフレインしていたのはこの2つです。
では、この言葉は私に何を気づかせようとしているのか、それが3つ目の問いになりました。
Q3.この言葉は私に何を気付かせようとしているのか
そんな問いを自分にしていると、突然、NE運命解析学®︎と結びつきました。つまり、、、
- NE運命解析学®︎で分からないこと、曖昧なことは必ず確認しなさい
- 確認せずに自己解釈でセッションをすると、クライアントさんの人生(命)に取り返しのつかない影響を与える
「あー!これだぁー!!」と思いました。
外側の世界は、私の内側のここ最近の怠慢を反映し、それを気付かせ正すために、新人さんを通して見せたのだ、そう確信しました。
しかし、気づいて終わりではありません。
それじゃー、どうするのか。
【分からないこと、曖昧なことは必ず確認する。自己解釈で勝手に進めない】
そう自分に約束をし、実行しています。
こうして自分に約束した翌々日から、新人さんが確認せずに作業をする事がほぼ無くなりました。
本当、今までの苦労は何だったの?と言うくらいにぱったりと。
たまーに新人さんの確認しない病が発生して、それが原因で間違いが起きても、私は全く気にならなくなり、フラットな状態で注意ができるようになりました。
最後に
「世界は自分の内側を映し出している」
あなたは、信じますか?信じませんか??
もし、特定の相手に毎回同じ感情や想いを抱いたり、
あらゆる場面で同じような事が起きているのなら、
それはあなたへの気付かせを促しているのかもしれません。
どんなに相手に働きかけても、
どんなに周りに働きかけても変わらない時は、
ぜひ、自分の内側を見てみてください。
私もあなたも永遠に幸せでありますように。
全存在が永遠に幸せでありますように。