今日は新月ですね。
願い事をされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そもそも、なぜ、新月に願い事をすると願いが叶う、と言われているのか、ご存知ですか?
新月は月齢で言うとゼロの日、「始まりと再生」、「創造と浄化」を意味するそうです。また、陰と陽が重なることで起きる新月は、顕在意識と潜在意識が繋がりやすい為に、願い事が叶いやすい、のだとか。(参考;スピリチュアリズム)
正直、その真偽は私には分かりません。
でも、幼い頃から月が好きで、月の廻りに合わせて、物事を始めたり、目標や達成する期間を決めたりしていました。
私は語源を調べることも好きなのですが、「願う」は<「ね(祈)ぐ」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」から>成り立っているそうです。つまり、「願う」とは「祈り続けること」とも言えます。
では、「いのる」の本来の意味とは?少し深掘ってみました。
いのる、祈る
大辞泉には
1、神や仏に請い願う。神仏に祈願する。
2、心から望む。願う
大辞泉
と載っています。まさに、一般的に認識されている意味ですね。
しかし、「いのる」には元々「意宣(いよ)る」という漢字が当てられていた、という説もあります。
いのる、意宣る
「いのる」とは「意宣る」、つまり自分の意図・意思を宣言する、という事。
他力本願ではなく、自分で決めた事、目指す事、達成したい事などを、自分の力で成し遂げていく意思、それを明確に宣言する、という事なのだと、私は解釈しました。
「いのる」の原義は諸説ありますが、「意乗る」もその1つです。
いのる、意乗る
意に乗る、これは一体どういう意味なのでしょうか。
この説を教えてくださった方によると、大いなる意図に乗る、という意味だそうです。つまり、大いなる意図は自分に何をさせようとしているのか、常に考え行動するということ。
もし、突然何かを依頼され、その内容が自分の力では及ばないような時、あなたなら依頼を受けるでしょうか?もし、目の前で人が困っている時、あなたは手を差し伸べるでしょうか?
今までの自分基軸ではなく、大いなる意図なら、、、という仮定を入れた時、きっとあなたの選択は変化するでしょう。
最後に
これから、新月や満月、年始など様々な場面で「いのる」時、ぜひ「意宣る」ことを思い出してみてください。
何か選択を迫られた時は、意乗ることを思い出してみてください。
きっと、世界が変わります。
私もあなたも永遠に幸せでありますように。
生きとし生けるものが全て幸せでありますように。